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毎日を宝物に
早く12月になってほしい。早く冬休みになってほしい。早く一人部屋がほしい。 8月の末に新学期が始まってから、ずっとこんなことばっかり考えて毎日を過ごしていた。その日一日が早く過ぎ去ることを願って、早く明日になることを願って、早くその週が終わることを願って、ただ無心になって毎日を過ごした。今までも時の流れの速さを感じていたけど、こう考えることによって時間はもっと早く過ぎていき、一ヶ月がまるで一週間のように感じた。あたしはまた願った。更に早く時間が過ぎるように。そして毎日何も考えずに平凡に毎日を過ごす。そうしていれば今の生活から早く抜け出せる。 だけどふと立ち止まった11月の初め、すごく寂しくなった。願い通り時は早すぎるほどに過ぎ去ったけど、その中に特別な思い出がない。楽しかったこと寂しかったこと辛かったこと、たくさんあったはずなのにあたしの心には何も刻まれてない。ただ同じ毎日が何回も繰り返されたという事実が残っただけ。 どんなに辛いことがあっても一日一日大切に生きよう。その日その日を大切にしなくちゃ、あっという間に人生が終わってしまう。 |